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毒親という言葉を知っていますか?その特徴と対処法を理解しておきましょう

子供は親を選べないものです。生まれたてものごころがついたときから、ずっと縁がある親と子供。小さい頃はよく分からずに普通のことだと思っていたことが、実は「自分の親は他の親とは違う」「自分の親はかなり変わっていて普通じゃない」と気がつくことケースもあります。このような「毒親」を親としている子供は、現在かなりの数がいると見られています。

今回はこの毒親について、その意味と毒親の特徴・そしてどのように対処するべきかなどについても見ていきましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

よく耳にする「毒親」という言葉とは一体どんな意味なの?

山々と親子

「毒親」という言葉は、とてもインパクトがありますね。この言葉はどのようにして広まり、どのように使われているのでしょうか。この毒親という言葉は、スーザン・フォワードの【毒になる親】という本から注目されて広まりました。

自分の子供に対しかなりひどい言葉をかけたり、干渉しすぎる、暴力を振るう、などを続けて子どもを知らず知らずに自分のコントロールの下に置いてしまう親のことを指します。

そして子供は小さい頃から徐々に気がつかずに、少しずつ影響され心が汚染されていきます。やがて大人になりその現実を知り、茫然としたり心にも影響が出てくることがあるのです。

また毒親と似た言葉には他にも「不幸にする親」も存在します。これもまた特徴は毒になる親(毒親)とかなり同じ特徴があり、子供を支配するという親のことを呼びます。

「毒親」とはどのような親のことを指すの?その特徴を分析してみましょう

父と息子

ここでは、毒親がとる行動や言葉にはどのような特徴があるのかについてみていきます。自分が知っている人や親に、このような特徴があるのかどうかを一度チェックしてみると、対策が取りやすくなりますね。


■酷く残酷な言葉を投げかけて子供を傷つける

毒親の特徴として親という立場から上から目線で、子供に残酷な言葉をかけるという特徴があります。このように子供に酷い言葉をかけることで「何をしてもだめな人間で、おかしい人間だ」という無意識の潜在意識を植え付けていくのです。


■子供に暴力を振るっている

毒親というだけでなくDV(ドメスティックバイオレンス)にも当たる行動として、親が子供に暴力を振るうということもあります。子供はいつ親が急に爆発して暴力を振るい出すかが分からず、常にビクビクと怯えている状態になってしまいます。


■自分の理想を完璧に子供に押し付ける

一見しつけや教育に厳しいだけの親に見えますが、ただ単に自分の理想を子供に重ねて過度の期待をしている親も毒親に当てはまります。

親の理想ばかりを完璧に求めて、子供の意志や希望を聞かずに一方的に理想を押し付けてきます。これは親自身が完璧主義の場合も多く、親の期待に沿わない行動には罰を与えることもあります。

そして更に、親が完全に間違っていたと気が付いても、自分の間違いを認めず、謝ることもしないという特徴があります。


■物理的・心理的に子供をコントロールする

毒親の行動として、子供の日常生活に影響が出る方法で、子供を脅してコントロールするという特徴も見られます。親の思い通りにならないと家から追い出す・お金を一人にだけ与えない(他の兄弟・姉妹には与える)・ご飯を与えない・学費を出さないと脅す、というように、ある程度大きくなった子供に対して、心理的にも追い詰める方法をとるのです。


■子供の養育義務を果たさず家事もなおざりである

さらに毒親の特の一つして挙げられるのは、子供に対しての養育義務を放棄してしまっているケースがあります。家族のご飯を作らない、小さい子供の世話を他の子供にさせて自分は知らんぷりする・娘に家事の大半を押し付ける・洋服や本など必要なものを買ってくれない、など基本的な子供の養育義務を放棄してしまっています。

毒親に育てられた子供の将来にはどんな影響がでるの?恋愛や結婚のパターン

乳児と母親

毒親に育てられた子供の将来は、どのようなことが起こるのでしょうか。将来の恋愛や結婚に影響が出てくるのでしょうか。もちろんそれぞれの家庭によって、毒親の加減が違いますので一概には言えませんので、ごく一例として見ていきましょう。

一般的に毒親に育てられた子供は、自分の恋人やパートナーに対して過剰な愛情を注いでしまったり、愛情表現の方法が分からないなど、のような人が多いようです。同時に、自分の考えを上手く相手に伝えられずに、自分の考えよりも相手の顔色をうかがって行動するようになります。

このようなことから、毒親に育てられた子供は、恋愛や結婚がしにくいという現状はありますが、パートナーの愛情や自分自身が気付き自己改革することで、改善の可能性は大いにあると言えるでしょう。

毒親で悩んでいる人はどうすべき?その対処方法をチェック

母と娘

自分の親が毒親ということに気がついて、現在の状況を改善したいというときには、どのように対処すればよいのでしょうか。毒親は子供に辛く当たったり、ジワジワと精神的に追い詰めることで、自分の精神の安定を図っています。これは無意識のことが多いのです。

このような毒親の態度を子供の側から、大きく変化させようという試みをすることは、残念ながらほとんど効果がないと言ってよいでしょう。一時的に話を聞いてくれても、また時間が経つと元に戻ることがほとんどなのです。

そこで一番現実的な対処方法は、子供自身が自分の考え方や行動を変えてしまう、という方法です。下記をぜひ参考にしてみて下さいね。


■自分の鬱憤と感情を吐き出す

毒親と接することは日常的にストレスがどんどんと溜まります。このままの状態では、精神的に参ってしまうので、上手く外に吐き出す工夫をしましょう。例えば、ノートに自分の気持ちを書きなぐる・河原はカラオケで大きな声を出す・心を許せる人に話を聞いてもらう・激しいスポーツをする、などさまざまな方法がありますね。


■専門家に相談する

自分の感情に流されて、精神状態を上手く保てないときや、どうしても対処方法が見つけられないときには、専門家に相談してアドバイスを受けることも必要です。

近年は国の機関でも子供が相談できるフリーダイアルを設置していることもあり、システムが整ってきています。突然の心療内科や精神科に行くことに抵抗がある人は、ボランティアや公的な相談機関を利用してみる方法が気軽かもしれません。


■まずは自分の考え方や行動を変えていく

毒親のいる家庭ですと家族の中だけの世界となり、どうしても視野が狭くなり自分も息が詰まってしまいますよね。このような場合にオススメしたい対処方法の一つが「読書」です。

本にはいろいろな人の考えや、哲学が書かれています。読書に没頭すると、今まで毒親から受け取ってきたさまざまな情報やマイナスの感情を、受け流すことができるようになります。

これは今まで親から受け取っていたマイナスの事柄のインプットを、本をいうものに代替して、そこからの思想や物語・心に残る言葉を自分にインプットさせるようになると、とても気分が楽になりますよ。


ここまで、近年「毒親」として社会問題になっている事柄について掘り下げて解説してきました。いかがでしたでしょうか?もし自分の親が毒親であるという場合は、自分だけで解決することはとても難しいものです。子供が成人して働ける年齢であれば、経済的にも独立して実家を離れて独立ができればその影響から逃れることができます。

しかし、まだ小さい子供や未成年の場合は、自分だけでは解決できないことも多いので、ぜひ公的な相談場所やカウンセリングなどを利用して、話を聞いてもらうことをオススメします。大切なことは「自分だけが我慢すればきっと親が変わってくれるはず」と思い、頑張り過ぎてしまわないということなのです。