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ダイエットをしても痩せない「モナリザ症候群」とは?原因や改善法

「モナリザ症候群」という言葉を耳にしたことはありますか?
実はこのモナリザ症候群は、現代人に増加している"ダイエットをしているのに痩せない人”のことを指す言葉です。
そこで今回は、もっと詳しく分かるようにモナリザ症候群についてご紹介します。

現代人に増加中?モナリザ症候群とは?

外を見ながら考える女性

モナリザ症候群の「モナリザ」とはアメリカの教授が考えたもので、"Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity”の頭文字を取ってつけられた名前です。

ルーブル美術館に収蔵されている有名絵画とは無関係で、和訳すると「肥満者の大多数は交感神経の働きが衰えている」という意味になります。

日本人の肥満者の約7割が、このモナリザ症候群に当てはまると言われているそうで、ダイエットをしているのに減らなかったり、むしろ太ったりしてしまう人によく使われている言葉です。

モナリザ症候群になる原因

体重計に乗る女性

モナリザ症候群になる原因は、自律神経の乱れだと考えられています。
私たちの体は、交感神経と副交感神経からなる自律神経によってコントロールされていることをご存知でしたか?

交感神経は、活動量の多い日中に優位になるアクセルのような存在で、副交感神経はリラックスしているときに優位になるブレーキのような存在です。

この2つがうまく切り替わることで、活動モードとお休みモードを分けることができるのですが、交感神経が衰え、副交感神経が優位ばかりになってしまうとエネルギーが効率よく消費されなくなり、脂肪が蓄積されてしまいます。

モナリザ症候群を改善するためには、自律神経を整えることがカギになりそうです。

モナリザ症候群の改善法①朝起きたら太陽の光を浴びる

カーテンを開ける女性

モナリザ症候群の改善法として、一番に挙げられるのが朝起きたら太陽の光を浴びることです。

人は光を感じない環境にいると、自律神経をはじめ、体温調節やホルモンの働きのリズムが崩れてしまうと言われており、太陽の光を浴びることで体内時計をリセットすることができると言われています。

交感神経が優位になり、活動モードに入るので、いい1日をスタートすることができるでしょう。

曇りや雨などで太陽の光がない場合は、太陽の光に似た効果がある光アラームを活用してみてください。

モナリザ症候群の改善法②栄養バランスのとれた食事をする

和食のお膳

交感神経への切り替えがスムーズに行われるよう、太陽の光を浴びたら朝食を食べましょう。

朝食は日中の活動をサポートするために欠かせないエネルギー源を作り出してくれます。
ダイエット中だからといって朝食を抜くのではなく、朝食はしっかり食べることが大切です。

カロリーが気になるのであれば、昼や夜の量を徐々に減らしていくといいでしょう。

また、できるだけ食事は栄養バランスのとれた内容を心がけ、太りにくい野菜や汁物から食べるようにしてみてください。
食生活の見直しはモナリザ症候群を改善に役立つだけでなく、ダイエットにも効果的です。

モナリザ症候群の改善法③適度に運動をする

スニーカーを履く写真

適度に運動をすることで交感神経を活発にすることができます。
日中にしっかり動けば、夜はすぐに眠たくなりますよね。

自律神経がしっかり切り替えられているということになるので、日中に適度な運動を積極的に取り入れていきましょう。

学校であれば運動することが多いと思いますが、社会人になるとデスクワークで動くことが減ってしまう人も多いので、普段から階段を使ったり一駅分歩いたりするといいですよ。

モナリザ症候群の改善法④オンオフを切り替える

飲み物を持つ女性

普段からオンオフを切り替えていくことも忘れずに!

仕事をする女性に多いのですが、家に持ち帰ってまで仕事をしてしまうと、交感神経が優位な状態が続いてしまい、脳や体を休めることができません。

交感神経の働きが衰えていることがモナリザ症候群なのですが、「どちらかが強ければいい」というわけではなく、交感神経と副交感神経のバランスのよさが大切なので、家ではリラックスできる時間や空間を楽しみましょう。

モナリザ症候群の改善法⑤毎日湯船に浸かる

お風呂に入る女性

一日の疲れを癒してくれるお風呂は、副交感神経に切り替えることができます。

ただし、このときに重要なのはお風呂の温度です。
38度~40度くらいのぬるま湯であれば、体や脳をリラックスさせることができるのですが、41度~の熱めの温度だと刺激されて交感神経が優位になってしまいます。

ですので、上手に切り替えていくためには、夜の入浴時はぬるめにしましょう。

反対に、脳や眠気などを覚ましたい朝は熱めの湯船に浸かるといいですよ!

モナリザ症候群の改善法⑥寝る前のスマホやパソコンの使用をやめる

寝ながらスマホを使う女性

モナリザ症候群の改善するためには、睡眠もとても重要です。

寝る直前まで、布団に入ってスマホやパソコンを使用していませんか?
スマホなどの画面から発せられるブルーライトは、眠気を妨害し、交感神経を優位にさせてしまうので、睡眠の質を低下させてしまいます。

睡眠の質が悪ければ、寝ても疲れがとれなくなってしまうので、日中の活動能力も低下してしまうのです。
できれば寝る30分~1時間前の使用は控え、寝室に持ち込まないようにしましょう。


いかがでしたか?
今までダイエットを頑張っていても痩せなかったのであれば、モナリザ症候群である可能性が高いです。
しかし、自律神経を整えてモナリザ症候群を改善することができれば、痩せやすい体質を作ることが期待できるので、まずは日々の生活を見直してみてください。