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巷にあふれる流行語。みなさん、使っていますか?
今回は10代の間で爆発的な人気となった、2020年上半期のトレンドワードをご紹介します!
全部知っているかチェックしてみて♡
出典:YouTube
2020年上半期インスタ流行語大賞!
株式会社パスチャーが企画・運営を手掛けるInstagramメディア「Petrel」が実施した、10代〜20代の女性をメインに『2020年上半期に流行ったもの』についての調査結果がこちらです!
どれも日常会話やSNSで頻繁に出てくるワードですよね。
「あれ?私、その言葉使っていない!」という方、「よく聞くけど実は使い方がよく分かっていない…」という方のために、いくつかその意味を解説していきます♩
2020年流行語①「ぴえん」&「(ぴえん超えて)ぱおん」
女子中高生向けのマーケティングを行う株式会社AMFの“JC・JK流行語大賞2019”のコトバ部門でも、第1位となった言葉です。昨年からずっと人気があるんですね!
「ぴえん」は泣いていることを表す言葉として使われます。
悲しいことだけでなく嬉しいことでも、泣きたいくらい〇〇と表現したい時に「ぴえん」という言葉がハマります。
InstagramやTwitterの投稿の文章の末尾に「ぴえん」と書き足すスタイルはもはや定番。
自撮り写真などに「ぴえん」の一言だけを添えて投稿するケースもあります!
一方、「ぴえん超えてぱおん」は、「ぴえん」よりもさらに感極まっている時に使用する言葉。
「ぱおん」単体でも使えます!
どちらも響きが可愛いですし、簡単に気持ちを強調できて便利ですよね。
ぴえんの絵文字はこちら♩
出典:G-NOTE
2020年流行語②「密です」
東京都の小池百合子知事が新型コロナウイルス感染拡大防止のために発したワード。
内閣府でコメントを求めて殺到する報道陣に対し、小池知事が距離を取らせるために「密です」を連呼したことで、SNSを中心に話題となりました。
“密”というキーワードの訴え方が特徴的で、印象に深く残りますよね。
密集している集団を見つけたのち「密です」という呪文を唱えて解散させていく“密ですゲーム”や、「密です」という発言部分を切り取って繋ぎ合わせた“密ですEDM”も作られました!
使う場面は多くなさそうなのですが、人が集まった時などに発言するとちょっとした笑いが取れそうです♩
2020年流行語③「きゅんです」
胸がキュンとした時に使う言葉です。
すでに浸透している「胸キュン」というワードをさらに今っぽく表現したのが「きゅんです」。
人差し指と親指をクロスさせて作る、指ハートとともに使いましょう♡
この「きゅんです」を初めて使ったといわれているのが、YouTuber兼TikTokerである夜のひと笑い。
ここからTikTokで火が付き、ひらめ氏が作詞作曲した“ポケットからキュンです”が大ブームに!
メロディに合わせて踊るTikTokerや有名人が続出しました。
夜のひと笑いによる「キュンです」連発はこちら♩
@yorunohitowarai最近こうくんのキュンですが流行ってるらしいのでやってみました!##きゅんです ##夜のひと笑い ##カップル♬ オリジナル楽曲 – いちえ (夜のひと笑い)
夜のひと笑いスペシャルインタビューはこちら♩
2020年流行語④「しか勝たん」
元々は好きなアイドルやキャラクター=推しメンへの情熱を伝える時に、「推ししか勝たん」という風に使われていたワード。
「推しが最高!」「推しに勝るものはない」の言い換えですね。
かつてはオタク用語でしたが、現在は好きなファッションブランドや食べ物など広く用いられるようになりました。例:「VANSしか勝たん」「プリンしか勝たん」
なにかを褒め称えたい時、自分の強い気持ちをアピールすることができます。
以前、流行した「〇〇は正義」にも似た言葉です。
2020年流行語⑤「エモい」
感情的な、という意味を持つ英語「emotional(エモーショナル)」や「emo(エモ)」が語源となっているワード。
「エモ」は1980年代にアメリカで誕生した音楽ジャンル、Emotional Hardcore(エモーショナル・ハードコア)=エモコアの略として、その界隈のファッションやカルチャーに使われていました。
そこから発展し、ほかの音楽ジャンルでもハートに響く楽曲あるいは楽曲の一部分に対して、「エモい」と表現するようになったのです。
現在、流行している「エモい」はさらに幅広い場面で使われています。
感情を揺さぶられるような時、例えば夕陽を眺めている時などの心境を「エモい」と表現します。
一方、2000年代前半にはコギャル達が「エモい」という言葉を違う意味で使っていました。
気持ち悪い人=キモい人を「エモい人」と呼んでいたそうです。
世代によってはそのイメージを持っているかもしれませんが、現在の使われ方ではマイナスな意味が払拭されています。
10代がふだん使っている流行語ランキング!
LINEリサーチが2020年4月に実施した調査によると、10代が『ふだん使っている流行語』ランキングの上位がこちらです!
一時期流行した「タピる」は上位にはランクインせず。トレンドはどんどん移り変わっていきますね。
2020年流行語⑤「それなー」
相手の言葉に賛同・共感する時に用いられます。
「たしかに!」「そうだよね!」「その通り!」などと言い換えられますね。
会話の流れを止めずに相づちを打つ感覚で発言でき、使い勝手のよいワードです。
「明日、学校行くのたるいわー」「それなー」といった風に使いましょう。
2020年流行語⑥「詰んだ」
元々は将棋用語。打つ手がなくなった時に使う「詰む」という言葉に由来します。
行き詰まり、なすすべのない場面で用いられます。
「宿題忘れた、詰んだ」などが良い例です。
2020年流行語⑦「陽キャ/陰キャ」
陽気なキャラクター/陰気なキャラクターの略語です。
外向的でアクティブな人、内向的でもの静かな人を分ける時に使います。
「陰キャ」はマイナスな意味で用いられることが多いです。
「あの人は陽キャだよね~」という褒めるような使い方から、「私は陰キャだから」という自虐的な使い方もできます。
10代の流行語は親世代には伝わらない?
「それなー」は世代を問わず伝わる可能性大!
気まずいからもうこれ以上は聞かないといったニュアンスの「あっ…(察し)」や、「キツイ」「しんどい」を強調するような「えぐいて」、「レベルが違う」を略した「レベチ」は伝わりにくいようです。
10代の間で流行している、2020年のトレンドワードをご紹介しました。
意味がよく分かるともっと使いたくなりますよね♡
まだ使ったことがないワードも、ぜひ積極的に使ってみて下さい!