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思春期の悩みといえば、肌にできる憎きニキビ!
ニキビひとつない美肌に憧れますよね。
そんな悩みの解決策として浮上しているのが、ワセリンを使うワザ。
「でも、本当にワセリンがニキビを改善してくれるのかな…?」
ちょっと不安が残りますよね。
そこで今回は、ワセリンがニキビに効果的な理由、ワセリンを使用する際の注意点などをお知らせします!
ぜひ美肌作りの参考にして下さいね♩
そもそもワセリンって?
天然成分である石油を高純度に精製して作られるワセリン。
肌の表面に油膜を作ることで、肌内部からの水分の蒸発を防いでくれます。
また、ほこりや花粉などの外部刺激からも肌を守ってくれるんです。
使い方としては、手に塗ってハンドクリーム代わりにしたり、唇に塗ってリップクリーム代わりにしたり、お肌の保湿にも使ったりします。
低刺激性なため、敏感肌の方や小さなお子さんも使うことができます。
ドラッグストアなどに行けば、リーズナブルな価格で購入できることも魅力のひとつ。
さまざまな用途のあるワセリンですが、口コミなどで「ニキビに効く!」との声も上がっています。
ワセリンがニキビに効果的といわれるのはなぜ?
ワセリンは保湿・保護効果に優れていますが、薬効成分が含まれる訳ではありません。
殺菌効果や消炎効果はないのです。
ではなぜ、ワセリンがニキビに効くといわれているのでしょうか?
理由を探っていきましょう。
ニキビ3大原因①ストレス、ホルモンバランスによるターンオーバーの乱れ
ストレスやホルモンバランスなどの理由によりターンオーバーが乱れると、古い角質で毛穴が詰まってしまいます。
これがニキビのもととなるのです。
また、ターンオーバーの低下によって肌のバリア機能が低下し、お肌が乾燥してしまうことに。
これにより角質が厚く、堅くなり、ニキビをさらに頑固にする原因にもなります。
ニキビ3大原因②アゴ・フェイスラインはTゾーンに比べて汗をかかないため、乾燥しやすい
Tゾーンなどに比べて汗腺の少ないアゴ・フェイスラインは汗をかきにくく、お肌の水分が足りなくなりがちです。
乾燥が進むと、お肌の内側が乾燥する“インナードライ”の状態を招いて、皮脂分泌をさらに過剰にしてしまい、ニキビの原因となります。
ニキビ3大原因③アゴ・フェイスラインは毛穴が小さいので皮脂が詰まりやすい
アゴ・フェイスラインはTゾーンなどと比べて毛穴が小さく、皮脂が詰まりやすくなっています。
皮脂が詰まると皮脂を外に排出することができなくなり、ニキビのもととなるほか、悪化につながります。
これらの原因による肌荒れを食い止めるには、【潤い】が必要不可欠です。
お肌をぷるっと清潔に整えてあげることで、ニキビの発生を抑えたり、ニキビの治りを良くしたりできるといわれています。
肌の乾燥がニキビの原因だった!
10代でできる思春期ニキビだけでなく、20歳を過ぎてからできる大人ニキビに関しても、どちらもニキビの原因は乾燥なんですね。
先述の通り、ワセリンは保湿・保護効果に優れています。
薬効成分がなくても、肌を潤わせることにより、ニキビを改善させることができる訳です。
でも、せっかくなら薬効成分もあるスキンケアを使いたい…
そんな方には無添加かつ医薬部外品のメルラインのご使用をおすすめします。
ニキビの3大原因に対し有効である、高濃度プラセンタをたっぷりと含むため、ニキビ予防に効果的です。
さらにニキビ後のくすみにアプローチするビタミンCエチル、肌荒れを防止するグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。
ニキビ肌にワセリンを塗る時の注意点
「ワセリンがニキビに効いた!」という人がいる一方で、「ニキビが悪化した…」という人もいるようです。
その理由と一緒に、ワセリンを使う場合の注意点もお知らせします。
ワセリンにわずかに含まれる不純物が刺激に!
副作用が起こりにくいといわれるワセリンですが、不純物もわずかに含まれます。
これが刺激となり、赤みやかゆみといった反応を示してしまうこともまれにあるんだとか。
特に、ニキビ肌は刺激に敏感です。
“黄色ワセリン”など純度の低いものでなく、精製度の高い“白色ワセリン”を選ぶようにしましょう。
ワセリンがアクネ菌の繁殖を助けることも!
ニキビは症状の進行度により、白ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビと段階があります。
白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見える黒ニキビもあります。
ニキビの初期段階とされる白ニキビから赤ニキビへと進行する過程で、ニキビの原因である細菌・アクネ菌は毛穴の中で増殖しています。
その結果、炎症を起こして赤く見えるのです。
皮脂などの油分を栄養源とするアクネ菌は、空気の少ないところでより繁殖するという性質があります。
粘度の高いワセリンを厚く塗り重ねることにより、ニキビの毛穴が塞がってしまうとどうなるでしょうか?
アクネ菌の活動が活発になってしまう可能性がある訳ですね。
そうするとニキビはどんどんと進行して、しまいには膿が溜まった黄ニキビになってしまうかもしれません。
ニキビにはワセリンがおすすめ?まとめ
ニキビにはワセリンがおすすめ、とは一概には言えないことが分かりました。
ワセリンを上手に活用するには、さまざまな注意が必要なんですね。
とはいえ、ニキビを予防するために肌の乾燥を食い止めるのは重要なこと。
ご自分に合ったスキンケアでたっぷりと保湿してあげましょう。
「どれを使えばよいか分からない…」という方は、無添加かつ医薬部外品のメルラインを試してみてはいかがでしょうか?
ニキビ肌のケアは根気がいることです。
一日、一日の積み重ねで、皆さんが理想の美肌を手に入れることを心から願っています。