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LGBTQってよく耳にしますよね。
でも、それぞれどんな意味なのかご存知でしょうか?
そして、ほかにはどんなジェンダーやセクシャリティがあるのでしょうか?
今回は4/24(土)・25(日)に開催される東京レインボープライド2021をお祝いして、LGBTQなどについてわかりやすく解説します!
友達にも教えてあげましょ♡
出典:READYFOR
4/24(土)・25(日)は東京レインボープライド♡
出典:TRP2021
東京レインボープライド2021は4月24日(土)〜5月5日(水・祝)までの12日間、オンラインで開催されます!
今年のテーマである「声をあげる。世界を変える。」に沿ったプログラムを配信にて実施♡
ゲストを招き生配信でトークを行う「#おうちでプライド2021」、SNSにて一般参加者の皆様に発信いただく「オンラインプライドパレード」、オンライン配信「LGBTQの今を知る15選」「多様な“かぞく”を考える」といった様々なコンテンツを予定しています。
そもそもLGBTQって?
出典:Grant Halliburton Foundation
L=レズビアン/G=ゲイ/B=バイセクシャル/T=トランスジェンダー/Q=クエスチョニング・クィアの頭文字を取った言葉です。
順番に、女性が好きな女性、男性が好きな男性、生まれついた性別とジェンダーアイデンティティおよび/あるいはジェンダーの表出の形態が異なる方のこと。
では、Qが示すクエスチョニングやクィアとは、どんな方のことを指すのでしょうか?
クエスチョニングって?
自身の性自認(自分の性を何と考えるか)や性的指向(どんな性を好きになるか)が定まっていない、もしくは意図的に定めていないセクシュアリティのことです。
「私は身体の性別と同じ男性のままかもしれないし、女性かもしれないし、その間かもしれない」と自分の性が分からない方も、「同性も好きかもしれないし、異性も好きかも、でもそうでない性も好きかもしれない」と考える方もいらっしゃいますよね。
そもそも性自認=ジェンダーとは、自身の性をどのように認識しているか。
たとえば、自分のことを女性だと思っている方の性自認は女性です。
一方、性的指向=セクシャリティとは、どんな性を好きになるかを指します。
たとえば、自身を男性だと認識している人のことが好きなら、性的指向が男性に向いているのです。
どれもしっくりこない、ひとつに絞れないなど、クエスチョニングには人それぞれ理由があり、一概に一言でまとめることはできません。
クィアって?
クィアは「風変わり」などを意味する英語で、昔はセクシャルマイノリティに対する蔑称としても使われていました。
しかし、そう呼ばれていた当事者たちが「自分たちは決して奇妙ではない!」という意味を込めて、あえてこの言葉を肯定的に使おうと働きかけたことで、今ではポジティブな言葉として捉えられるようになりました。
クィアはどちらかというと生き方や態度を示すものなので、ほかのセクシャリティとは少し違った意味合いです。
何かに定義されることを避け、自分らしくありたいという意味でクィアを名乗る方もいらっしゃいます。
LGBTQ以外の性自認、Xジェンダーって?
出典:Letibee Life
LGBTQという言葉は一般に広まってきていますよね。
でも、そのほかにも性自認=ジェンダーがあることはご存知でしょうか?
Xジェンダーは日本で生まれた言葉です。
身体的性の関係なく、性自認が男性にも女性にも当てはまらない方のことを指します。
男性・女性の枠に自分を当てはめることに違和感があるという方もいらっしゃいます。
身体的には男性だけれど性自認がXジェンダーである方を“MtX”(Male to X-gender)、身体的には女性だけれど性自認がXジェンダーである方を“FtX”(Female to X-gender)と呼びます。
Xジェンダーには4つの種類があるといわれます。
Xジェンダー①中性
男性と女性の中間地点に自身が存在すると認識しているジェンダーの方のことです。
Xジェンダー②両性
自分は男性でもあり女性でもあると認識しているジェンダーの方のことです。
「男性が〇割、女性が〇割、存在している」という風に感じています。
この割合は本人の中でほとんど変わりません。
Xジェンダー③無性
自分は男性・女性どちらの要素も持たないと認識しているジェンダーの方です。
男性としての感覚も女性としての感覚もありません。
Xジェンダー④不定性(ジェンダー・フルイド)
自分の性自認が流動的で、さまざまな性の中を揺れ動いているジェンダーの方です。
男性・女性の間を行き来する方もいれば、中性・無性の間を行き来する方、男性・女性・無性のように複数の性を行き来する方もいます。
両性の中でも、日によって自分の中の男性・女性の割合が変わるという方も不定性です。
英語ではジェンダー・フルイドと呼ばれます。
LGBTQ以外のセクシャリティって?
出典:BeLatina
性的指向=セクシャリティにも、さまざまな形があります。
バイセクシャルは、相手のセクシャリティを意識して、男性と女性を好きになります。
両性愛者とも呼ばれますよね。
そのほかにはどんなセクシャリティがあるのでしょうか?
パンセクシャルって?
相手のジェンダーを意識せずに、あらゆるジェンダーの方を好きになる方のことです。
全性愛とも呼ばれます。
オムニセクシャルって?
相手のジェンダーを意識した上で、あらゆるジェンダーの方を好きになる方のことです。
全性愛とも呼ばれます。
ポリセクシャルって?
好きになりうるジェンダーが2つ以上ある方のことです。
(例:男性とトランスジェンダーの男性が好き、など)
複数性愛、多性愛とも呼ばれます。
アセクシャル・エイセクシャルって?
他人に恋愛感情や性的欲求を抱かない方のことです。
無性愛とも呼ばれます。
ノンセクシャルって?
他人に恋愛感情を抱くが、性的欲求は抱かない方のことです。
非性愛とも呼ばれます。
セクシュアル・フルイドって?
好きになりうるジェンダーが流動的に変わっていく方のことです。
(例:ある時は男性が好き、ある時はXジェンダーが好き)
セクシュアリー・フルイドとも呼ばれます。
多様性を祝福しよう♡
LGBTQ、Xジェンダー、そしてさまざまなセクシャリティをご紹介しました。
女性の身体で生まれても、かならずしも女性として生きる必要はないんです!
自由な性自認と性的指向をもって、あなたらしく生きてくださいね。
そしてあらゆる性の形を認め、リスペクトし、多様性のある社会を祝福しましょう♡